2022年4月、まだ雪が残る幌加内で、譲り受けた築60年の三角屋根の家を私たちの「植物エネルギー堀田清薬草研究所」として生まれ変わらせるため、屋根と壁の色を塗り替えます。歴史ある家を大切にしながら、未来へと繋ぐ「家を紡ぐ」プロジェクト。その第一歩を記します。
植物エネルギー堀田清薬草研究所へようこそ。 当研究所は、北海道医療大学で行ってきた約30年間の研究の集大成として、2022年4月に設立されました。堀田清が唱える「五感を通して自然と調和し、心からの笑顔になることが健康の極意である」という哲学を、「自然農」「DIYリフォーム」を二本柱とした活動の中で実践、実証する研究を行っています。
詳しい背景は研究所紹介ページをご覧ください。
塗装前の状況
こちらが2022年3月に譲り受けた当初の当研究所の外観です。

築59年(当時)のコンクリートブロック造の三角屋根の家。離れとガレージもあります。
青い金属屋根とダークグレーのサイディングは、一見それほど傷んでいないように見えますが、専門家によると、早めに塗装をしたほうが良いとのことでした。
塗装は家の寿命を延ばす「予防医学」のようなものです。漢方には「未病を治す」という言葉があります。病気になってから治そうとするのではなく、病気になる前の微妙な不調を敏感に察知して、食養生などで対処することを言います。
この家はいうなれば「未病」の状態。人であれば病は皮膚の表面から寒さなどの「邪」が入ることで起こります。家でも同じことです。塗装の塗り直しは雨や風や厳しい自然から家を守るバリアになります。
健やかにこれから長い間、家族としてともに生きて行きたいから、まずはすぐに屋根と外壁を塗装することにしました。
色彩計画

これは色を決めるために私がPhotoshopで作った塗装イメージ図です。
「植物エネルギー」という会社名のイメージから、屋根の色は植物の生命力を表すグリーンとすぐに決めました。グリーンの三角屋根を美しく見せる壁の色はやっぱり白しかないだろう、ということで母屋の壁の色も白(アイボリーホワイト)に決まりました。
悩んだのは離れとガレージの壁の色です。全部同じ白にするのは無難だけれどつまらない。
失敗を恐れて無難にとどまるよりも、ドキドキワクワクする選択をすることこそ、健康の極意であり、それを実践するのが当研究所の目的です。
せっかく私たちの研究所らしく塗り替えようとしているのだから、個性的で、見るたびにうれしくて楽しくなるような外観にしたい。
とはいえ、頭の中だけではなかなかイメージできないので、こうしてPhotoshopで写真に色を付けてみたりして考えに考えました。
最終的に離れの壁はピンク色、ガレージは薄紫色に決めました。幌加内町の春に咲くカタクリさんとエゾエンゴサクさんの色です。
単に家の寿命を延ばすための塗装にとどまらず、カラフルで楽しく美しい色の組み合わせが心を元気にしてくれる、植物エネルギー研究所にふさわしい外観になると思います。
築60年の古民家を自分たちの手で修繕するプロセスそのものが、五感を通した感動、すなわち「理気薬」となります。
次回は実際の塗装の様子をお届けします。
